スタッフプロフィール
N・Mさん
勤務地:栃木県 日光
期間:6ヶ月以内
職種:調理補助

2024/08/26
最終更新日:2025/08/08
社会人でもリゾートバイトはできる?保険や副業、年齢層の不安まで徹底解説。実際の体験談とともに、社会人がリゾートバイトを選ぶメリットやおすすめのタイミングも紹介します。
実は今、退職後や有休消化のタイミングを活かして、リゾートバイトにチャレンジする社会人が増えています。
副業としてできるの?年齢的に浮かない?保険はどうなる?など、気になる疑問をひとつずつ解消しながら、社会人だからこそ得られるリゾートバイトの魅力やメリットを、実体験とあわせてわかりやすく紹介します!
少し前まで「学生や若者がやるもの」という印象の強かったリゾートバイトですが、近年は社会人からの注目が高まっています。背景には、働き方や人生観の変化、そしてコロナ禍以降の価値観の見直しなどが関係しています。
社会人にとってリゾートバイトがどんな意味を持ち、なぜ今あえて選ばれているのかを掘り下げていきます。
仕事や人間関係に疲れたとき、「一度リセットしたい」と思うことは誰にでもあるものです。そんなときにリゾートバイトという選択肢は、物理的にも精神的にも“環境を変える”手段になります。
住み込みで働くスタイルは、普段の生活や通勤、人付き合いから一時的に距離を置くことができるため、心をリフレッシュしたい社会人にとってぴったりです。実際、退職直後や転職の合間などに「考えを整理する時間」として活用する人も増えています。
リゾートバイトは住み込みが前提のため、生活と仕事が一体となった新しい働き方が可能です。観光地や自然に囲まれたエリアで、その土地に“住むように”働ける体験は、都市部の会社勤めではなかなか得られません。
「旅行したいけど、仕事もしないと生活が成り立たない」と感じる社会人にとって、働きながら心と体を整えられるのは大きなメリットです。「ただ働くだけ」で終わらない体験が、心の余白をつくってくれるのです。
都会での生活では、働いても出費がかさみ、思ったよりお金が残らないと感じることも多いもの。その点、リゾートバイトは 寮費・光熱費・食費が無料または格安で提供される求人が多く、生活コストを抑えながら収入を得られるのが特徴。
特に時給1,100円〜1,500円程度の職場が多く、「貯金を減らさずに次のステップまでつなげたい」という方にも選ばれています。“がんばって働いてるのにお金が減る”という状況から抜け出し、まとまった貯金を作りやすいのが、リゾートバイトの強みと言えます。
「リゾートバイトは学生や若い人ばかりなのでは?」と不安に感じる社会人の方も多いかもしれません。でも実際は、年齢層も経歴もさまざまな人が活躍しており、社会人でも自然に馴染める職場はたくさんあります。
求人によって年齢層は異なりますが、実際の職場には20代後半〜30代・40代の社会人世代も多く働いています。特に旅館や温泉地の求人は、落ち着いた雰囲気を好む社会人に人気があり、年齢を理由に浮いてしまう心配はほとんどありません。
応募者のうち、24〜29歳が22%、30代以降も合計で約37%を占めています。
また前職は「アルバイト・派遣」だけでなく、「会社員(12%)」「自営業(16%)」といった社会人経験者も多数。学生だけの世界ではなく、年齢層や働く背景も多様なので、年齢的に浮くことはほとんどありません。
年齢にとらわれず、自分に合った働き方を選ぶ人が増えていることも、社会人にとって追い風となっています。
社会人経験がある方は、接客やビジネスマナー、責任感などを備えていることから、職場側にとっても安心感のある存在です。「時間を守る」「報連相ができる」「急な欠勤がない」など、社会人らしい振る舞いは現場で重宝されるポイント。
また、短期ではなく2〜3ヶ月の中期勤務が可能な人材は、職場にとっても戦力として期待される存在です。事前に「どんな人が働いている職場か」「どんなスキルが求められているか」を確認することで、自分に合った環境を選びやすくなります。
会社を辞めたあと、有休を消化中、副業の選択肢として…。社会人がリゾートバイトを選ぶ背景には、「不安」だけでなく、それを上回る「メリット」があります。
ここでは、実際に働いた社会人たちが感じた、リゾートバイトならではの利点を紹介します。
リゾートバイトの最大の特徴は「住み込み勤務」できること。家賃・光熱費・食費などが無料または格安で提供される職場が多いため、日々の生活コストが大幅に削減できます。
これは、都市部で一人暮らしをしながら転職活動をしている人や、貯金を増やしたい人にとって非常に大きなメリットです。実際に「数ヶ月で○万円以上貯金できた」という声もあり、無理のない生活でお金が自然と貯まる仕組みが整っています。
リゾートバイト | 通常のアルバイト | |
---|---|---|
家賃 | 0円 | 70,000円 |
光熱費 | 0円 | 15,000円 |
食費 | 0円 | 30,000円 |
携帯代・雑費 | 35,000円 | 45,000円 |
1ヶ月の支出額合計 | 35,000円 | 160,000円 |
都市部での忙しない日常を離れ、自然に囲まれた環境で働けるのも、リゾートバイトの大きな魅力です。 海の近く、山間の温泉地や高原リゾートなど、非日常の景色に囲まれて過ごす日々は、それだけで気分転換になります。長期の旅行に行く時間がとれない社会人にとっては、働きながら心をリフレッシュできる貴重な機会です。
満員電車や人間関係に疲れたとき、少し環境を変えるだけで心が軽くなり、自分を取り戻せたという声も。ただ休むのではなく、「働きながら整う」選択肢として、リゾートバイトが注目されています。
社会人として働く中で、人間関係に疲れたり、周囲との距離感に悩んだりすることは少なくありません。リゾートバイトで職場や住まいを離れて新しい場所で生活することで、人間関係のしがらみから一時的に解放されるのも大きなポイントです。
同じ寮に住む仲間との関係も、会社の上下関係とは違ったフラットさがあり、「話さなくてもいい」「無理に合わせなくていい」心地よさを感じる人も。無理せずフラットな関係を築ける環境は、社会人にとって貴重なリスタートの場となるでしょう。
社会人としてリゾートバイトを考えるとき、気になるのが「保険の手続きはどうなる?」「副業としてバレない?」「税金は?」といった現実的な問題です。このセクションでは、就業中や退職後に関わる制度や手続きについてお伝えします。
リゾートバイト中に適用される社会保険(健康保険・厚生年金)は、雇用形態や勤務期間によって異なります。
アルファリゾートの場合、社会保険(健康保険・厚生年金保険・雇用保険)については、一定の条件を満たす方は加入できます。労働者災害補償保険(労災保険)は全てのスタッフの方を対象に加入しております。
ただし、1ヶ月未満の短期リゾートバイト、もしくは雇用形態が直接雇用となるアルバイト紹介の場合、社会保険の加入対象外となるケースもあります。その場合は、退職後に加入する「国民健康保険」「国民年金」への切り替えが必要です。
転職の合間に働く場合や、今後の雇用保険の受給資格を考慮する場合は、事前に条件を確認しておくことが大切です。
在職中にリゾートバイトを副業として行う場合、まずは会社の就業規則で副業が認められているかどうかを確認することが第一です。また、認められる場合も、住み込みで働くのは副業としてはやや特殊であり、スケジュール的に本業に支障が出ないかの検討も必要です。
では、もし副業が禁止されているにもかかわらず、黙ってリゾートバイトをした場合、バレる可能性は高いと言えるでしょう。主な理由として、以下のようなルートが考えられます。
また、会社に知られる可能性がある代表的なケースとして、以下の点に注意が必要です。
給料が現金手渡しの場合でも、公的に収入の記録が残るため、会社に通知がいくリスクは変わりません。副業が会社に知られると、就業規則違反として「戒告」「減給」「降格」「解雇」といった処分の対象になる可能性もあります。
リゾートバイトを退職後に行った場合や、年間の収入が一定額を超えた場合には、確定申告が必要になるケースがあります。
たとえば以下のような場合は要注意です:
税金や扶養の関係で損をしないためにも、収入状況を記録しておくことと、わからない点は派遣会社または税務署に早めに確認するのがおすすめです。
会社を退職したあとは、ハローワークで失業保険(基本手当)の申請を行うのが一般的です。ですがリゾートバイトを始めた場合、バイトをしている期間は「就業中」と見なされ、失業保険の支給は一時的に停止されます。
ただし、リゾートバイトの終了後に求職活動を再開すれば、残りの支給期間を再開することができます。 給付の権利が消滅するわけではないため、就業期間が終わったあとの対応次第で、引き続き受け取ることが可能です。また、会社を退職後にすぐリゾートバイトを始めた場合でも、リゾートバイトが終了した後に失業保険の申請を行うことは可能です。
いずれのケースでも、就業状況を正しく申告していれば、損をすることはありません。リゾートバイトを選んだからといって不利になることはないので、安心して次のステップを考えて大丈夫です。制度の詳細は個別に異なるため、不安がある場合は早めにハローワークへ相談しておきましょう。
リゾートバイトに興味はあっても、「今のタイミングで行って大丈夫?」と不安になる社会人は少なくありません。ですが実際には、**社会人だからこそ活用できる“絶好のタイミング”**がいくつも存在します。ここでは、リゾートバイトをスタートしやすい時期やタイミングを紹介します。
社会人の応募者が多いタイミングには、以下のような共通点があります。
ただし、有休中の勤務は会社によっては「副業」とみなされる可能性があるため注意が必要です。 就業規則で副業が禁止されている場合は、事前に確認しておきましょう。
特徴:一度リセットしたい
理由:貯金を減らさず心と体を整えられる
特徴:スケジュール調整しやすい
理由:応募前に気分転換&生活費確保もできる
特徴:次の仕事が決まっている
理由:限られた期間でも“非日常”を体験できる
とくに退職後の“つなぎ期間”に選ぶ方は年々増加中。職場を離れて数週間~数ヶ月を自分のために使える、まさにリゾートバイト向きのタイミングです。
もちろん、社会人でも短期でのリゾートバイトはOKです。ただし、短期求人は時期によって限られるため、タイミングと準備がポイントになります。
リゾートバイトの求人は、基本的には2〜3ヶ月程度の中期勤務が中心。しっかり稼ぎたい方や、生活環境を大きく変えたい方には向いています。
一方で、ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始などの繁忙期には、1ヶ月未満の短期求人が多く出回ります。最短で2週間程度の求人もあるため、社会人でも下記のような働き方が可能です。
短期OKとはいえ、繁忙期の求人は人気が高く、すぐに埋まってしまうこともあります。希望の時期が決まっている場合は、1〜2ヶ月前から応募を始めるのがおすすめです。
リゾートバイトの求人は常に動いており、条件が合えば登録から1週間〜10日程度で勤務先が決まるケースもあります。「即日スタート」の求人であれば、お仕事決定後すぐに赴任となり、2週間程度で勤務スタートできることも。
平均3か月以上を要する転職ほど身構える必要はなく、想像以上にスピーディーに話が進むのがリゾートバイトの特徴です。
ですが、働きたい時期に間に合わせるためには、早めの準備が必須です。特に人気の短期求人は、1〜2ヶ月前から埋まっていく傾向があります。条件のいい求人からスタッフ充足、募集締め切りとなるケースが多いため、働きたい時期の2ヶ月前を目安にお仕事を探し始めるのがおすすめです。
スタッフプロフィール
N・Mさん
勤務地:栃木県 日光
期間:6ヶ月以内
職種:調理補助
旅行しながら仕事できるのが魅力でスタートしました!
また、リゾートバイトをする前に気分が少し落ち込んでいた為、10年続けてきた事務から一度離れて新しいことをやってみようと思い応募しました。そもそも高校卒業後から事務しかやってこなかったので仕事選びの段階から不安や職場に迷惑をかけずに仕事できるかといったことを考えてました。
料理長は「早く盛るより、美しく丁寧に」といったスタンスなので急かされるといったことは特にないです。一緒に働いた調理補助の方は10〜70代です。補助は20代位の若い人が多かったです。
リゾートバイトは仕事しながら旅行(観光)出来るところが一番の魅力です。他にはいろいろな都道府県や年代の人と話すことで気付きや学びがあることです。
初めては不安なこともあると思いますが迷ってたり、何か変えたい、マンネリから抜け出したいと思うなら一歩踏み出してみてください!私も不安でいっぱいでしたがリゾートバイトでたくさんのことを学びました。
スタッフプロフィール
K・Sさん
勤務地:沖縄県 宮古島
期間:6ヶ月以内
職種:洗い場
友人にリゾートバイトがあると教えてもらったことがきっかけでリゾートバイトをはじめました!元々は医療関係の仕事に勤めており、退職して転職活動を行っていましたが中々次の働き場所が見つからず……。次の職場が見つかるまでリゾートバイトをしてみようと思いました。
朝5時半に起きて、正午0時〜4時まで休憩して、それから22時(残業もあり)まで仕事という勤務が大変ではありましたが、頑張った分給料も上がったので乗り越えられました!
休みの日になれば友人と海に行ったり遊びに行く楽しみがあったので乗り越える事ができました。沖縄の海で、天気のいい日はひたすらシュノーケリングをしました。
初めは不安ばかりですが、行ってみると友達も沢山できますし、楽しい事も沢山あります!仕事もやり甲斐がありますよ。リゾートバイトは色んな考えを持った人や色んな経験をしてきた人がいて、色んな人と関わる事ができるのが魅力的でした。私のこれからの人生にいい勉強ができました。
社会人がリゾートバイトを選ぶ背景には、単なる収入目的だけでなく、「生活を立て直したい」「一度リセットしたい」といった前向きな理由が。住み込みで働ける環境は、生活費を抑えながら自分の時間を確保できるため、転職活動の合間や退職後のつなぎ期間にもぴったりです。また、社会人としての経験やマナーが評価されやすく、安心して働ける職場も多くあります。
不安を感じるのは当然ですが、一歩踏み出してみれば、想像以上に自分らしく過ごせる場所が見つかるはず。今の働き方や暮らしにモヤモヤを感じているなら、リゾートバイトという選択肢をぜひ検討してみてください。