リゾートバイトは虫が多い?虫が苦手な人でも安心できる対策ガイド

リゾートバイトお役立ち情報

2025/09/11

最終更新日:2025/09/11

リゾートバイトは虫が多い?虫が苦手な人でも安心できる対策ガイド

目次

    リゾートバイトは虫が出るって本当?ゴキブリ・カメムシ・蚊などが苦手な方でも安心して働けるよう、虫が出やすい地域・出にくい環境・今すぐできる対策をわかりやすく紹介します。

    リゾートバイトは自然に囲まれた環境で働くことが多く、虫が気になるという声も少なくありません。とはいえ、すべてのリゾート地で虫が多いわけではなく、地域や季節、寮のタイプによって快適さは大きく変わります。

    このコラムでは、虫が出やすい条件や出にくい環境、虫嫌いな方でも安心して働けるリゾートバイト先の選び方や、持っていくと便利な虫対策グッズについてご紹介します。事前に対策を知っておくだけで、不安をぐっと減らすことができますよ。

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    なぜリゾートバイト先には虫が多いのか?

    なぜリゾートバイト先には虫が多いのか?のイメージ

    リゾートバイトでは、普段の暮らしとは違う環境で生活することになります。勤務地や寮が自然に囲まれているのはリゾートバイトならではのメリットでもありますが、それは同時に虫との距離がぐっと近くなるということ。虫が苦手な方にとっては、デメリットにもなりますね。

    どうしてリゾートバイトでは虫が出やすいのか、その理由を見てみましょう。

    自然豊かなリゾートバイト先では、虫との距離も近い

    リゾートバイトの勤務地は、山や海、森、川沿いなど自然に囲まれた場所がほとんど。都会と比べて人の手が入っていない分、虫にとっても暮らしやすい環境が広がっています。自然の中で働けるのはリゾートバイトの魅力の一つですが、それと同時に虫の多さもある程度は覚悟しておく必要があります。

    日中は蝶やハチ、夜になるとカナブンや蛾などが灯りに集まってきたり、クモやムカデといった“ちょっと苦手な部類の虫”と出会うこともあります。

    リゾートバイトの寮は古い建物だと虫が入りやすい

    寮や施設の建物は、全てが新築というわけではなく、築10年〜30年以上の建物が使われていることも珍しくありません。築年数が経過した寮では、窓やドアの建付けがゆるんでいたり、外壁に隙間があったりするケースもあります。虫はわずかなすき間からでも侵入できるため、こうした構造上の要因によって室内に入り込みやすくなってしまいます。

    また、山沿いの施設などでは、建物の下や裏側が土や草むらになっていて、そこから虫が這い上がってくることも。寮に到着した際は、まずは部屋の状態をチェックしておくと安心です。

    夏のリゾートバイトは気温と湿度で虫が活発になる

    虫との距離が一気に縮まるのは、やはり夏のリゾートバイトです。日本の夏は高温多湿で、虫たちにとって最も活動しやすい季節です。日が落ちると、屋外の灯りに多くの虫が集まってきたり、夜風を入れるために窓を開けた瞬間に虫が入り込んできたり……。昼夜問わず虫との遭遇シーンが増えるのが、夏ならではの特徴です。

    地域によっては一年中虫が出る場所もありますが、特に夏のリゾートバイトで、はどこで働く場合も注意が必要なシーズンといえるでしょう。

    リゾートバイトで出やすい虫と発生シーズン

    リゾートバイトで出やすい虫と発生シーズンのイメージ

    自然に囲まれた環境で働くリゾートバイトでは、季節や地域によってさまざまな虫が発生します。特に気温や湿度の影響を受けやすく、夏を中心に虫の活動が活発になる傾向があります。

    リゾートバイト中によく見かける代表的な虫と、発生しやすい時期・場所について解説します。

    リゾートバイトの夏に多いゴキブリ|寮やキッチン周りで注意

    ゴキブリは高温多湿を好むため、夏のリゾートバイト先では特に出やすい虫のひとつです。古い寮ではドアや窓の隙間、換気口などから侵入してくることも多く、キッチンや水回り、暗くて暖かい場所に潜んでいることがあります。沖縄や九州などの暖かい地域では、夏以外でもゴキブリを見かけることがあるため注意が必要です。

    また、前の入居者が食べ物を放置していた場合、すでに虫が繁殖していることもあるので、入寮後は部屋のチェックをしっかり行いましょう。

    リゾートバイトで見かけやすいカメムシ|春と秋に増える

    カメムシは春と秋に多く発生する虫で、山や森林に近いエリアの寮では特に出やすくなります。外壁や網戸にとまっていたり、室内に入り込んでしまうこともあり、数が多いと不快に感じることもあります。見た目が苦手という人も多いですが、さらに厄介なのは、うっかり潰してしまうと強烈なニオイを放つこと。

    秋は気温が下がる前に室内へ入り込もうとする行動が増えるため、窓やドアの隙間、換気扇まわりなどの侵入経路にはあらかじめ注意しておきたいところです。

    リゾートバイト中に気をつけたい蚊・ブヨ|屋外や水辺で活動

    蚊やブヨは、夏の屋外で働く職場や、川沿い・湿地帯などの水辺近くで活動が活発になる虫です。とくに夕方〜夜にかけて蚊に刺されやすく、屋外で長時間作業する職種では虫除け対策が欠かせません。

    ブヨは刺されると強く腫れることがあり、人によっては数日〜1週間ほど腫れが引かないこともあります。虫除けスプレーの携帯や、肌の露出を控えた服装で防ぐことが重要です。自然の中で働くぶん、こうした虫との付き合い方も事前に知っておくと安心です。

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    虫が出やすいリゾートバイト先と出にくい地域

    虫との遭遇は、勤務地や寮の立地・環境によって大きく差があります。すべてのリゾートバイト先が虫だらけというわけではなく、条件によって遭遇率が高まるケースもあります。ここでは、虫が出やすいと言われる代表的なロケーションを紹介します。

    虫が多いと言われるリゾートバイトの環境

    虫が多いと言われるリゾートバイトの環境のイメージ

    沖縄など南国リゾートは虫が出やすい

    沖縄や奄美諸島といった南国エリアは、1年を通して温暖な気候が続くため、ゴキブリや蚊といった虫の活動が止まる時期がありません。特に沖縄本島や離島では、室内でアリの行列を見かけたり、天井や壁にゴキブリがいたりするなど、本土ではあまり見られない規模の虫トラブルが起きることもあります。

    また、暖かく湿気が多い気候は虫にとって最適な環境のため、しっかり対策しておかないと快適な生活を保つのが難しくなることもあります。

    山奥や森に囲まれたリゾート地は虫の遭遇率が高い

    那須塩原・箱根・白馬など、自然豊かな山間部にあるリゾート地では、寮の周辺に森や林が広がっていることが多く、虫の種類も多様です。春や秋にはカメムシ、夏場には蚊・ブヨ・ムカデなどが発生しやすくなり、虫が苦手な方にとっては注意が必要です。

    網戸をしていても隙間から虫が入り込んでくることもあり、夜間にカマドウマと鉢合わせするような場面も珍しくありません。

    寮には冷房がないので夏場の暑さ対策は必須(最高30℃まで上がった)
    虫対策、特に秋頃クスサンという大きめの蛾が大量発生し寮入口の地面や壁一面にびっしりついているため蛾に効く虫除けを買ったほうがいい

    20代女性:勤務エリア 北海道

    古い寮や衛生状態が悪い場所はゴキブリ・カメムシが出やすい

    築年数が古く、リフォームや清掃が行き届いていない寮では、建物の隙間や排水口などから虫が入りやすくなります。前の住人が生ゴミを放置していた、掃除がほとんどされていなかったといった場合、ゴキブリの巣になっていることもあります。

    さらに網戸が破れていたり、換気扇にフィルターがなかったりするなど、虫の侵入経路がそのままになっていることも。特に夏場はこうした環境が虫の温床になりやすいため、寮選びでは清潔さや管理状況にも注目しておくことが大切です。

    虫が少ないと言われるリゾートバイトの環境

    虫が少ないと言われるリゾートバイトの環境のイメージ

    北海道など寒冷地や冬シーズンのリゾートバイト

    気温が低い地域では、虫の活動自体が制限されるため、ゴキブリや蚊を見かけることがほとんどありません。特に北海道や東北などの寒冷地では、冬季のリゾートバイト中に虫を気にする必要はほぼないと言ってよいでしょう。

    スキー場など雪に囲まれた環境での勤務では、気温の低さが天然の虫除けとなり、虫嫌いの方にもおすすめです。

    市街地に近いリゾートホテル・旅館

    リゾート地の中でも、観光都市の中心部や駅周辺にあるホテル・旅館は、山間部や田舎のリゾート地と比べて虫の発生が少ない傾向があります。周囲に森や川がない分、虫の生息環境が少なく、屋内で過ごす時間も長いため、虫に悩まされにくい職場環境になっています。

    ただし、建物が古かったり、清掃状態が悪ければ虫が出る可能性はゼロではないため、設備の整った施設を選ぶとより安心です。

    新しくて清潔なリゾートバイト寮

    築浅または新築の寮は、建物の気密性が高く、ドアや窓の隙間も少ないため、虫が入り込みにくい構造になっています。2階以上の部屋ならさらに安心です。定期的に清掃が入っていたり、備品が整っている寮であれば、衛生的にも安心して過ごせます。

    逆に、見た目がきれいでも建物そのものが古く、壁の内側や床下に虫が潜んでいる場合もあるため、外観だけでなく築年数や清掃体制も確認するのがポイントです。

    1階はゴキブリが出るらしいですが、4階に住んでいたためか問題はありませんでした。
    シャワーとトイレは共有ですが、管理人がいつもキレイにしてくれたため、快適に暮らせました。寮のドアもパスコードが毎月新しいものに代わるため、セキュリティーがしっかりしてる気がします。
    ベッドのシーツなども毎月一回洗ったものと交換できます。

    30代男性:勤務エリア 東海

    館内寮や客室寮などホテル建物内のリゾートバイト

    ホテルの中にある館内寮や、空いている客室を寮として使う「客室寮」は、建物の構造がしっかりしているうえに、空調や清掃も行き届いているため、虫が出にくい環境です。屋外の独立した寮と比べて、外部との接触が少なく、虫の侵入経路も限られています。

    とくに虫が苦手な方にとっては、館内寮のような施設一体型の住まいが、安心して過ごせる選択肢となるでしょう。

    虫が苦手な人におすすめのリゾートバイト先の選び方

    虫が苦手な人におすすめのリゾートバイト先の選び方のイメージ

    虫に対する苦手意識があると、リゾートバイトに踏み出すのをためらってしまう方もいるかもしれません。ですが、勤務先や寮の環境、仕事内容をうまく選べば、虫との遭遇を最小限に抑えることができます。ここでは、虫が苦手な方でも安心して働きやすいリゾートバイトの選び方を紹介します。

    虫が出にくいリゾートバイト先(寒冷地・都会近郊)を選ぶ

    まず意識したいのが勤務地のエリア選びです。北海道や東北などの寒冷地は、冬は気温が低いためゴキブリや蚊がほとんど活動できず、虫に悩まされにくい環境です。特に冬のスキー場シーズンは虫の姿をほとんど見かけないため、虫が苦手な方にとって理想的なシーズンと言えるでしょう。

    また、市街地や駅から近いホテルや旅館のように、自然に囲まれていない場所も虫が出にくい傾向があります。虫の少ない地域や都市近郊を中心に探すことで、不安をぐっと軽減できます。

    管理が行き届いた新築や客室寮のリゾートバイトを選ぶ

    虫の侵入リスクは、建物の状態によっても大きく変わります。築年数が新しい寮や、ホテル内の客室をそのまま使う「客室寮」は、外気との接触が少なく、空調や清掃も整っているため、虫が発生しにくい住環境です。

    逆に築年数が古く、外とつながる隙間が多い寮では、どうしても虫が入りやすくなってしまいます。求人を選ぶ際は、寮の築年数や管理状況、実際に住んだ人の口コミなども参考にして、できるだけ新しく清潔な住まいが用意されている求人を優先しましょう。

    女子寮は2ヶ所あり、ホテルに近い方はほぼ新築でした。遠い方は古いが生活はできるというかんじ。夏、秋と虫がよく出ます。

    30代男性:勤務エリア 東海

    屋内中心の職種を選べば仕事中に虫と出会う機会は少ない

    職種の選び方によっても、虫と接する頻度は大きく変わります。たとえば、フロントスタッフやレストランのホール業務、清掃スタッフなど屋内で働く時間が長い職種であれば、屋外で活動する時間が少なくなり、蚊やブヨに刺されるリスクも下がります。

    反対に、屋外作業やビーチスタッフ、農作業に近い仕事などは虫に遭遇する機会が増える傾向にあります。自分が苦手と感じる虫の種類や、どの程度の距離感までなら許容できるかを考えながら、職種選びをするのも一つのポイントです。

    リゾートバイトに持って行きたい虫対策グッズ

    リゾートバイトに持って行きたい虫対策グッズのイメージ

    虫が苦手な方にとって、事前の準備は安心して働くための大切なステップです。特に寮生活では、自分の部屋を快適に保つためのアイテムを持参しておくと、いざという時にも落ち着いて対応できます。

    屋外で活躍する虫除けスプレー|リゾートバイト必須アイテム

    夏の屋外で作業をする職種や、休日に自然の中で観光を楽しむ場合、虫除けスプレーは欠かせません。とくにブヨや蚊は肌の露出が多いとすぐに寄ってくるため、肌や衣類に使えるタイプのスプレーを常に携帯しておくと安心です。

    通勤時にひと吹きしておくだけでも、刺されるリスクをぐっと減らせます。購入の際は、ディート(DEET)やイカリジンといった有効成分が配合されたものを選ぶと、虫除け効果がより高くなります。

    寮の部屋で安心!殺虫スプレーや燻煙剤

    突然虫が出てきたときにすぐ対応できるよう、即効性のある殺虫スプレーを1本持っておくと安心です。ゴキブリ用のジェットタイプは、ほかの虫にも使えるため汎用性が高く、リゾートバイト生活においても重宝します。

    また、部屋全体に広がるタイプの燻煙剤(バルサンなど)を使えば、目に見えない虫の予防にもなりますが、寮によっては使用制限がある場合もあります。使用する前に、施設や管理者に許可を取っておくことをおすすめします。

    置くだけで安心の駆除剤|ゴキブリやクモ対策におすすめ

    虫の侵入や繁殖を防ぐためには、予防アイテムの活用も効果的です。定番のブラックキャップのような置き型駆除剤は、ゴキブリの巣ごと対策できる便利なアイテムで、キッチンまわりや部屋の隅に設置するだけで予防になります。

    さらに、最近ではコンセントに差し込むタイプの超音波式害虫駆除機も人気があります。人やペットには無害な周波数で虫を遠ざける仕組みで、手間をかけずに広範囲の虫対策が可能です。どちらもコンパクトで持ち運びやすく、長期滞在にも向いています。

    今日からできる!虫を寄せ付けない習慣

    今日からできる!虫を寄せ付けない習慣のイメージ

    虫が出るかどうかは、立地や建物だけでなく、日頃の習慣によっても大きく左右されます。リゾートバイト中でも、少し気をつけるだけで虫の侵入や繁殖を防ぐことが可能です。ここでは、今日からすぐに実践できる虫対策の基本習慣を3つ紹介します。

    リゾートバイト寮で虫を防ぐには部屋を清潔に

    虫が寄ってくる大きな原因は、部屋にエサや隠れ場所があることです。とくに夜間、ゴミや食べ物を出しっぱなしにするのは避けましょう。蓋付きのゴミ箱を使う、ゴミは毎日捨てる、週に1回は掃除機をかけるといった基本を守ることで、虫が寄りつきにくい清潔な空間を保つことができます。

    水回りをきれいにしてリゾートバイト中の虫侵入を防ぐ

    キッチン、ユニットバス、トイレなどの水回りは、虫が侵入してくる経路になりやすいポイントです。排水口からコバエやゴキブリの幼虫が上がってくることもあるため、シンクや浴槽の排水口にはネットや蓋を設置しておくのがおすすめです。見落としがちなシンク下収納や洗面所の隙間なども、こまめに掃除しておくとより安心です。

    荷物のダンボールは早めに処分して虫の隠れ家を作らない

    寮に到着して荷解きをしたあと、空になったダンボールをそのまま部屋に置いていませんか?実はダンボールはゴキブリなどが隠れやすい素材で、卵を産みつける場所としても使われやすいのです。到着後はできるだけ早く中身を出し、ダンボールは畳んで処分しましょう。処分できない場合は、ビニール袋などで密封して虫の侵入を防ぐ工夫をしておくと安心です。

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    まとめ:リゾートバイトは虫が出る?虫嫌いさんでも安心できるまとめ

    リゾートバイトは、自然に囲まれた場所で働く機会が多いため、虫との遭遇を心配する方も少なくありません。確かに地域や建物の環境、季節によっては虫が出やすいケースもあります。

    寒冷地や市街地に近いエリア、新築の寮やホテル内の客室寮など、虫が出にくい環境を選ぶことで、かなり快適に過ごすことができます。また、事前に虫除けグッズを用意したり、日頃の掃除・衛生管理を心がけることで、虫との距離をぐっと縮めることもできます。

    虫が苦手だからといって、リゾートバイトをあきらめる必要はありません。対策と工夫次第で、安心して働ける環境を見つけることは十分可能です。この記事を参考に、自分に合った働き方と職場を見つけて、リゾートバイトの第一歩を踏み出してみてくださいね。

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